2016年9月2日
明け方の気温はすっかり秋ですが、日中は真夏日が続いています。
今回は暑い夏を乗り切ってホッとした時にやってくる「夏バテ」についてです。
夏バテには「これが夏バテである」という明確なくくりがあるわけではなく、食欲不振・倦怠感といった体調不良が続く状態を指すようです。中には頭痛・微熱・腹痛・立ちくらみ・めまい等を訴える方もいらっしゃいます。
そんな夏バテは軽い熱中症を繰り返したダメージとも考えられていて、原因は熱中症と重なる点が多いです。(詳しくは過去記事「熱中症対策 その1」をご覧ください→☆)
ここでは夏バテを感じた時にオススメの食事法とツボを紹介します。
1. 食事法
・冷たいものは控える
冷えた水分をガブガブ飲むことで胃液が薄まり、消化が鈍くなります。
内臓を冷やすとその働きが悪くなります。
・バランスのとれた食事をする
疲労回復に優れたビタミンB1を多く含むもの・・・豚肉
タンパク質・・・鶏肉・マグロ・カツオ
(回遊魚には動き続けるタンパク質が豊富です)
・薬味も多めに
冷やしそうめんなどを食べる際に多めの薬味を添えると良いでしょう。
梅干し(クエン酸)・・・疲労回復
大根おろし(アミラーゼ)・・・消化酵素が弱った胃の働きを助けます
納豆・オクラ・長いも(ムチン)・・・胃粘膜の保護
2. ツボ療法
揉んだりはせず、親指で各ツボを「イタ気持ちいい」強さで垂直に7秒×7回刺激
「湧泉」
「足三里」
「三陰交」
土踏まずのやや上の真ん中
膝蓋骨(膝小僧)下端から
指4本分下がったところ
内果(うちくるぶし)から
指4本分上がったところ
「夏バテ」は早めに解消して、イベントや行事の多い秋を楽しみましょう!